身体とのエンプティ・チェア
最近、エンプティ・チェアで新しい試みをしてみた。
身体と話をした。
随分と前になるが、ガンを患ったときに放射線療法を受けたんだけど、そこが火傷のようになってしまった。
ギリギリのレベルまで放射線をかけたので、皮膚はほとんど回復力がなくて、困ることが多い。
わたしはあまり言いたいことが言えない性質だったりしたし、世話になったからありがたいと思わないといけないと自分を黙らせてしまっていた。
でも本当はいやなことがあったんだよね。
そして重要なことは、わたしの「意識」がそういったこまごまとしたことで頭を悩ませている間にも、わたしの「身体」は放射線の試練を受け止めていたということ。
「わたし」と「インナーチャイルド」との椅子を用意して話していくと、インナーチャイルドが「身体」の椅子も用意することを望んだ。
結論から言うと、インナーチャイルドは大泣きしながら、身体に「ごめんね」と何度も謝っていた。
身体を見殺しにしていることをインナーチャイルドは気づいて気にしていたんだ。
身体の苦しみをずっと放置してきていたこと。
身体は頑張っていてくれたこと。
感情や知性や身体はそれぞれの存在で、お互いに愛し合い、気遣い合った方がいいのではないかと思った。
そんなエンプティ・チェアだった。
大病や大怪我をしたことのある人は一度、エンプティ・チェアで身体と話し合ってみるのもいいかも知れない。
パーシー









