自分の内なる地図☆人生のマップ

心理系やスピリチュアル系の話の中で、親はよかれと思って「失敗しない方法」を子育ての中で教えてしまうというのがある。

「こうしたい」の観点ではなく、「こんなにはなりたくない」の観点を自分の経験から伝えている。

親も自分が知っているものしか教えられないからだ。

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それでも人は自分がしたい生き方を独自で見つけようと模索する。

自分の「内なるマップ(地図)」に気づいて先に進む決断をする人がいる。

思い切って人生の決断をしてよかったと満足する。

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だけど自分のマップを万能だと思っていると、自分の観点を他人の人生に押し付けてしまう恐れがある。

他人にはそれぞれその人のマップがある。

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うちの家人はカフェをやっているが、以前のわたしはよく「大変だなお客さんの相手をしたりして。。。」と思っていた。

それは「お店でお客さんとの交流を楽しむ」という情報がわたしのマップには書かれていないか、もしくは今はオフになっているからだ。

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子どもの内は、兎角、親が人生に口出ししてしまいがちだ。

親は、子ども自身のマップが本人の人生を花開かせるように、極力、不要な口出しを控える方がいい。

「自分でやりたいことを見つけなさい。ほしいときには相談にはのるよ」というおおらかさでもって、子ども自身の人生のマップを信頼していい。

こういうことをタロットで見たことは何回かあるけど、解決は『吊るし』⇒「(子どものことに)手を出さない」だったり、『手品師』⇒「子ども自身が解決する」だった。

親は子どもの人生のコンパスの針が触れるポイントや人生の解決策を知らないからだ。

だって子どものマップを親はもっていないんだから。

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親は自分のことに立ち返るといい。

「子どもの人生を心配から仕切りたくなっている。その心配の元は自分の中にある課題だ」と気づけるといい。

自分の内側に目を向ける時間を充実させるといい。

そうしたら、きっと子どもから相談を受けたときには、不安からではなく平安な心からのアドバイスができる。

パーシー

2019-11-22 | Posted in ときの間に, 心理Comments Closed 

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