エンプティ・チェア、幸せな決裂
ひさしぶりに今週は3回ほどエンプティ・チェアをやった。
3回目はすごかった。
いやな関係性だった相手を対象にしたエンプティ・チェア。
(エンプティ・チェアとは他者や自分のサブパーソナリティを投影するための椅子を利用して行う心理ワーク)
わたしはその人からほとんど一方的に利用されているように感じていた。
それで相手はこっちを操作したがっているのではと懸念していた。
やってみると、相手もこの関わりをいやがっていたと感じられた。
相手はその人の中の自分自身への疑い・自己肯定感の低さを刺激されていた。
相手は、わたしがカップルでいること、以前ぶつかったことのあるわたしの夫に会うたびに心を硬くしていたようだった。
わたしは疎遠になりたがっていたのだが、ストックホルム症候群の影響で出来なくて、善意で周りの意を汲んでいるつもりになっていた。
相手は以前から夫のことを悪く言って、わたしは双方の板ばさみになっていたりした。
夫は最初は友好関係を築こうとしたが、わたしやわたしを通して自分までが利用されていると感じるようになり、いやがっていた。
やっと今日のエンプティ・チェアではっきりできた。
わたしの善意は「いい加減な弱さ」と解釈されていた。
そう見られるような行動をして、他者の意を汲む必要はないのだと認識できた。
もっと自分の意見を強くもっていていい。
さびついた剣で引きちぎるように関わりを断ち切ったのが数年前。
今回、どちらの椅子でも関わりあうのはまっぴらだと感じていた。
こっちにはこっちの思い、あっちにはあっちの思いが感じられるが、関わりたくないことでは異論なし。
今回は切り口をスパッと切り直すことが出来る。
決裂が双方にとっていいものだというのは以前のわたしには考えも付かなかったことだ。
「みんな仲良く暮らしましたとさ」がいいことだと思いすぎてた。
今回、これで公式見解のような決裂・分離の合意がエンプティ・チェアの中でなされた。
関わりを断つことのよさ。
ほとんど、初めて取り組む学びだった。
今は「ハッピーブレークダウン!」と言いたい感じになっている☆








