父親からの呪縛→祝福◇インナーチャイルド・ワーク

新月の瞑想の記録を受けて、インナーチャイルド・ワークで「健全な自己表現を阻んでいるもの、特に父親から」というのでワークしていった。

以前、リーディング・ヒーリングでは、赤ちゃんの自分に父親が「シー、シー」と言ってあやすことなく、泣き止むように制していたシーンを見たことがある。
そういうのが出てくるかと思ったが、あまり思い出したこともない想定外のシーンが出てきた。

それはわたしが子どもの頃に父親が入院した先の病院の病室だった。
家でもいつもあまりコミュニケーションをとらない父親と近くいる心地の悪さを感じた。
それでも父親のことはどこか好きなのだけど。
病院という環境で、よりしゃべりにくいのに、子どものわたしが気を使っていなければならないのは苦痛だった。
周りの患者の人たちも知らない人たちだし、居心地が悪い。
父親は子どもの方をあまり見ていない。
それがとても悲しいし、どう振る舞ったらいいかも分からなくて、すごく心地が悪く、心細くて嫌だという感情を充分に感じて解放していった。

さらにそういった状況に置かれていることに対する怒りを吐き出していった。
イメージでベッドのフレームなどを破壊して怒りを表現した。
父親にも文句を言い、母親や父方のおばあさんにも文句を言った。

相手の思いを調べていくと父親は「自分のことで不安でいっぱい」。
母親は不仲の夫とふたりではきまりが悪い思いをするので子どもを使っていた。
おばあさんは「女の子はおとなしくするという育て方をするものだ」と思い込んでいる。

そういったことに対する文句も言っていった。
「それぞれの事情は分かるけれども、子どもの自由を制限するということはおかしい」と文句を言う。
それで「自由に発言し、自由に行動する」ということを宣言して認めさせるようにした。
了承や「まあ仕方ない」というような黙認など様々だが一応承認された。

<ワークしたことよる新たなパラレルワールド>
病院にスケッチブックを持ってお見舞いに行って、インナーチャイルドが描いたものを見せると父親はニコニコしてそれをよく見てくれる。
そして父親に「絵描きさんになりたい。画家になりたい」と言うと「うまくいくといいね。なりなさい、なりなさい」と言ってくれる。
とても嬉しい嬉しくてニコニコしてしまう。
インナーチャイルドはその場で絵を描いてみせたりもする。
ベッドの隣に座らせてもらって父親に絵を見せている。
さらに宙返りをして病院の外に飛んでいってみたり、自由に跳ね回ったり、病室の中もぴょんぴょん跳ね回る。
母親とおばあさんはそれを少し遠巻きにとりあえず見ているという感じ。

インナーチャイルド

インナーチャイルド・ワークの中で父親とこれほど積極的にコミュニケーションが取れたのは初めてで、絵を見てもらえるのはとても嬉しかった。
本当に幸せなひと時と感じた。

古い世代の価値観で育てられた部分があるが、こうやってワークして自由を感じていくと、これからのわたしの中にはもっともっと自由が増えていくかもしれない。

<内なる神さまとのやりとり>
エントリーしたことについては?
:自分本位にして、初めてのことにトライするのを楽しむと考えればいい。
このやりとりが内なる神さまとのやりとりという証拠をください。
:「ライオンのしっぽ」
:それはしたいことを自由にするということ。
 
 
インターネットで調べてみると工藤直子という人の同じ『ライオンのしっぽ』という題名の書物があって、その『商品の説明』のところには「いまいちばん触ってみたいもの、それはライオンのしっぽ。・・・」と書いてあった。

ライオンのしっぽ (きみだけの生きかた)

子どものようにしたいことを純粋にすることを大切にというメッセージかと思う。
内なる神さまときちんと繋がっていたみたいだ。
その内容を確かめるために中古の本がAmazonで売ってあったので読んでみることにする。

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