真実の剣
『真実の剣』とタイトルのついたメッセージを引いた。
「真実の剣」とは探求をしはじめた人にある時期にもたらされるもので、偽りや誤解を取り除くことを助けたり、境界線を守るはたらきがある。
メッセージには
「~あなたは自分の弱さや誤った考え方を次々に真実の剣で除去していきますが、何度除去してもあふれてくるのは、あなたの認識がないままに除去しているからです。~どうしてそういう考え方を持ってしまったのか原因を理解したうえで手放さなければなりません。~」
と書かれていた。
うん。確かに内観をしたり、クリアリングをしたりしても手放せない問題があると思った。
「分かった」つもりでいた。
でも「分かったこと」は自分のまわり1mくらいを飛び回っているような感じで、自分の内側までストンと入り込んではいなかったのだ。
わたしはある時期からずっと「弱い人」になっていた。
それは転生の計画で苦境に思える場所を選択したことに関係していた。
苦境でのセルフイメージから、苦痛や自分の中の弱さばかりに意識を向けていた。
計画の目的そのものはその後の「強さ」だった。
しかし「分かった」はずのことを自分の中に落とし込めなかったために誤解したセルフイメージが続いていた。
「真実の剣」のメッセージをひいて、きょとんとしていると「物語を結末までもっていく」と急に感じた。
ガイドがサポートしてくれたのかも知れない。
例えば『ねむり姫』でもねむっている場面まででは本領をはっきできていない。
『みにくいアヒルの子』でもアヒルとしての偽りのパーソナリティを手放し、ハクチョウだと分かるまでは自分を認められない。
だからわたしは物語を進めなければならない。
これはわたしの中の物語である。
わたしの家には赤組の人と青組の人がいた。
しかし青組の人は段々いなくなり、いつのまにかわたし一人だけ、後は赤組の人ばかりになっていた。
そうすると赤組の人たちが「赤っていいよね」といい、中には赤組でないことを理由に攻撃する人が出てきた。
子どもだったわたしは境界線が踏みにじられ、みじめな気持ちになった。
青ってだめなのかなと思い、赤組の人たちは立派なんだと思うようになっていた。
それでみそんこの赤として生きていた。
そこでセルフイメージが止まっていた。
しかしあるときひとりの先生が「あなたの色はあなたの色ですばらしい。いつかあなたのすばらしさが分かる人が出てくる。変わらないでいい」と言った。
みそんこは心密かにそれを信じ続けた。
「みにくいアヒルの子」改め「みそんこの赤の子」は「青の人」として生まれ変わるところにお話は進んでいる。
赤の人たちにはもう合わせる必要はない。
赤の人たちからは離れた。
光が多いと、この2色の混ざり合いは明るい紫になって綺麗だ。
光が少ない場合は暗い赤と暗い青は離れておく方がいい。
混ぜるとほぼ黒に近くなり、闇に近い色になるから。
青であることはいいことだ。
青である自分をしっかりと意識するために、赤がちな環境を選んで生まれた。
真実を探求する動機を得るためにそこに生まれた。
今は自分の姿を受け入れ、自分の真実を生きる。
「自分らしさ」「自由」「尊重」を伝えていきたい。
魂の旅人 パーシー









