インナーチャイルド・ワーク◇昔の片想いの解放
その後はインナーチャイルド・ワークを自分でやってみている。
セッションをうけたときにはそこのオリジナルの特別な導入部があったが、それはできないので、ヒプノセラピーの講座で勉強したプログレッシブ・リラクゼーションからの導入でやる。
今日は中学のときの片想いのことを解放することにした。
中学2年で好きになった男の子がいたが、友達としては仲良くしゃべれていた。
だけどバレンタインのプレゼントが結局1度も渡せなかったし、女の子とふざけているのは苦しくて見ないようにしたこともあった。
自己否定的でもあり、臆病者のわたしは恋愛という場には参入できなかった。
それで結局、青春時代はそれを何年も引きずっていて、大人になってもときどき夢に見た。
普段起きているときにはほとんど思い出さないのに夢には出てくる。
どうしてかはその頃は分からなかった。
インナーチャイルドということを知り始めてからやっと理解できたことだ。
わたしの中に今も生きている中学生が彼のことを思いつめたままフリーズしていたのだ。
プログレッシブ・リラクゼーションの後、インナーチャイルド・ワークの中で、教室にいる男の子に中学生のインナーチャイルドが「女の子たちとふざけたり、じゃれたりするのは自分にとってはいやなんだ」というようなことを伝えた。
その子がずっと胸に溜めていた思いを色々と吐露して解放され、第三者的にその場にいたわたしも何だかほっとした。
心理学者のユングの説によると潜在意識レベルはみんな繋がっているとされている。
ヒプノセラピーで催眠状態になると、潜在意識のレベルで洞察力が発揮でき、他者の考えが感知できる。
それによると男の子は他の女の子たちにもわたしにも好感をもっていて、何よりもたくさんの女の子に好かれることを楽しく思っているような感じだった。
クラスではアイドルのような立ち位置だった男の子なので理解はできた。
外に表現できなかった思いを解放でき、理解もできて、やっと重荷が下ろせたような感じがした。
ついでにクラスにいたちゃらついた身勝手な女の子(とわたしが思う人)にも文句を言っておいた。
この辺りはこういったワークのいいところで、相手の都合にお構いなく勝手なことが言える。
何と言ったってこれは感情解放のワークなのだから自由にやらせてもらおう。
セルフで行うときには非常に身勝手に振舞えるのが醍醐味であります(^-^)








