新しいヒーリングを試した☆EMDR
ご近所の犬が抜け出して、わが家の庭に入って来て吠えまくるという強襲を受け、恐い思いをしました。
じりじり近づくので本当に身の危険を感じました。
その後、この衝撃をバタフライ・ハグで緩和していました。
バタフライ・ハグはEMDRのように両極性刺激を与えるトラウマなどへのヒーリングです。
EMDRは両極性の眼球運動などをすることで脳のバランスがとれ、トラウマとして焼きついた記憶を通常の記憶のレベルに処理する方法です。
本来は専門家が行うヒーリングなんですけど、先日、自分でやってみました。
クリニカル・ヒプノセラピーを施していたことがあるので、安全確保の方法とかは「多分あの方法でいけるな」とか想像がつきましたし。
EMDRで今回扱ったのは怖れに近い不安感。
子どもの頃の家庭の不和とかが自分の基盤に影響を与えていました。
怖れの対象だった両親のケンカの光景がEMDRをしていくうちに客観的に呆れてしまう対象になっていきました。
さらに中学の仲間外れも影響を与えていました。
四面楚歌な状況だと思っていたのですが、EMDRが進むにつれて、実際は悪意的な人は2人くらいで、大半は巻き込まれたくないだけの人たちでした。
それにクラスメートの一人が先生に窮状を伝えていたようで、先生も状況を悪化させないように目を配っていたようでした。
そういうことを全く知らなかったから不思議です。
ヒプノセラピーでもそうなんですが、顕在意識で知らなかったことが、潜在意識には情報として蓄えられているのが驚きです。
蓄えられているというのではなく、そのときに集合的無意識にアクセスするのかも知れません。
その情報が感知されたときには「ああ、わたしヘルプレスじゃなかった。助けられていた。見守られていた」と思い、ありがたくて涙が出ました。
その子とは高校のときにいっしょに通学していたのですが、そんなこと一言も言わなかったんですから。
「陰徳なやつ」と感心しますし、あの子らしい気もします。
そのときに言ってくれていればと思わなくもありませんが、こうして今回感動できたのだからこれでいいのでしょう。
専門家のセッションを受けていなくてこんなことをいうのはなんですが、EMDRはすごくパワフルですね。
わたし個人の感想としては、トラウマの解決に関しては、ヒプノセラピーを凌ぐ癒しの力があるように思います。
ヒプノセラピーでは、ハイヤーセルフとのセッションや未来世順行のセッションがあるのが魅力です。
今日の犬の件に話は戻りますが、おののきながらパートナーに連絡すると、彼が知り合いである相手先の方と連絡を取って、速やかに解決を図ってくれました。
相手の方が犬を単独では庭に出さないようにしますと言ってくれました。
周りから助けられているのかも知れないと思いました。
フリーズした記憶が処理されたことによって、そのことに気づけるようになったのかもとも思います。
EMDRは解放のスピードが早い点からとても魅力的な選択肢です。






