打撲性のかゆみにツワブキの薬効
先日、打撲性の湿疹について書いていたけれど、進展についてアップします。
打ち身・打撲といったケガをした人の中にこの情報を必要とする人がいるかも知れません。
血液が出るようなケガには適しないのではと思います。
体の部位についてのメッセージは前回のブログの通りです。
それでツワブキが打撲と湿疹の両方に効くと分かり、見つけに行くと、広場にあるサツキの植え込みの下に潜むように生えていました。
「今まで採取してきたナズナとかは雑草感がはっきりしているけど」とちょっと思案。
公園関係の人に、植え込んだ植栽ではなく、雑草として生えているものなら取っても問題はないと思うとの意見を聞き、早速採取。
ツワブキは根っこも薬効があるらしいけど、打撲や湿疹には葉の部分が有効です。
最初はよく洗ったツワブキをフライパンで軽く熱して、細胞壁が壊れやすくなったところをもんで青汁が出るようにして貼り付け、ガーゼで覆いました。
すぐにかゆみが収まりましたが、お風呂で洗い流すとかゆみが再発。
お風呂の後に再度ツワブキのシップを作る必要が出てきました。
ツワブキとガーゼがすぐに動いてしまうのが問題でした。
それでジューサーを使い、グリセリンやウォッカで割ったチンキを作って塗ることに。
簡易的な果実酒を作るような手順。
ストレーナーでツワブキの繊維を濾し取ったものを清潔な瓶に保存します。
シップの手間がなくなり快適です。
ただ、少しずつ服に移ってしまうので薬効が長く患部に留まらない。
2~3時間おきくらいに塗る必要があります。
それで次はツワブキのチンキを使ったクリームを作ることにしました。
炎症改善のヘンプシードオイルと保湿と傷を早く治すシアバターを使いました。
ニベアみたいにこってりしたクリームなので、かゆみのある肌には馴染むまでの間、軽い違和感があるけれど、小1時間もすれば気にならなくなります。
薬効も長く留まるようになりました。
クリーム作りはワックスなどを使うので、誰でも簡単にできるというわけではないですね。
チンキをローションみたいに塗るという方法が一番手軽かなと思います。
肌質・体質は人それぞれなので、自己責任でこの情報を受け留めてください。
作ったものを少しだけ腕の内側につけて様子をみるという方法があるけれど、打撲性の湿疹はかゆいからあまり待てないような気がするというのがわたしの感想です。
衣服についたツワブキの色素は簡単には落ちないので、気をつけてください。
それにしてもこんなに優れた薬草が身近にあったとは驚きです。
☆ ☆ ☆
【追記】
作ることばかり考えていたけど、市販の低刺激性のクリームに絞り汁を混ぜるという方法が一番手軽かと思います。
ジェルとかは多分、乾燥するとそれが刺激になって不具合が生じるかも。
かゆくてたまらない間は多めに、おさまってきたら少しだけまぜるというふうに調整をするといいと思います。









