感謝☆今年のエンドロールが流れて
ここしばらくわが家は変動が多かった。大きかった。
今年は何かとわたし自身ピリピリしていたし、
パートナーも混乱が多かった。
考えてみるとそれは変動期であり、
岐路がいくつもあったということなのだろう。
元々、とても仲のいいカップルなのだが、
意地を張ってしまうことがいくつかのことであった。
今年はそれが次々に露呈し、爆発して、解決した。
露呈したからこそ解決したのだろうと思う。
問題を悪化させたのはある弱みを見せられない弱さであり、
共有できない弱さから来る疑心暗鬼であった。
これは大きな危機だった。
もしこの強がりの弱さを認めて乗り切れなければ、
カップルの死を迎えていたかも知れないと思う。
弱音を伝える仲介者としてタロットがいてくれた。
タロットの『隠者』は危機的な変容を過ごしたカード。
危機の危は危険の危であるけれども、
危機の機は好機の機であり、つまりチャンス。
危機は危険とチャンスが隣り合う状態を表わす。
映画などでの「○○危機一髪」は主人公が危険を乗り越えて、
財宝や愛を得る大きなチャンスに遭遇するストーリーだ。
今回、わたしたちは自分の弱さが相手に助けられ、
相手の弱さを自分がカバーするという気持ちを確認しあえた。
それは大きな大きな宝物。
年の初めから、年の終わりまでの大きなアドベンチャー。
やっとエンドロールが流れている。
最後に謝辞として――
ありがとう、タロット。ありがとう、大好きなパートナー。











