自分のために生きるというテーマ

寝る前にワークしていたときに、

「もう、存在の申しわけとして仕事をする必要はない」

と感じた。

頭では人間は自分のために生きていいということは分かっていた。

しかし「他者のために役に立たなくてはならない」という思い込みがずっと私を悩ませていた。

もちろん「他者のために役立つのがわたしらしい考えであり、わたしの喜びだから、わたしのためでもある」という場合はいい。

「~でなくてはならない」という枷になっている場合は苦しみの原因になる。

日本には「世の中のために役に立つ人間になりなさい」的な教育が深みのないレベルである気がする。

それが、今までのワークやすばらしい本の叡智によって、少しずつ解放できてきた。

そして自分のために生きていいということがやっと自分の中まで入って来たのだと思う。

こういうことってあるのだ。

頭では分かっていたけれども、本当にはその智慧を得ていなかったということが。

タロットでも例を挙げることができる。

タロットに本が描かれているカードがある。

その中の1枚はこの『女法王』。

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この人は手に本を持っている。

次のこれは『隠者』。

この人の足元には、ほとんど体の一部になってしまっている本が見える。

リーディングの中で2枚とも出てきた場合、同じ本というアイテムでも「勉強中」「体得済み」というふうに読みわけをすることもできるのだ。

わたしはこのテーマにおいて、ちょうど2枚の切り替え中なのかも知れない。

そういえばタロットも本だ。

“A Book of Knowledge”

さまざまな本と共にわたしの学びを助けてくれる。

2016-01-15 | Posted in タロットのことComments Closed 

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